施設規定の範囲にお住まいの方は、お体の状態に合わせた送迎車で送迎致します。送迎時間は、利用曜日や利用者毎に異なります。ご家族により送迎して頂いても構いません。

本館：いこいの森5階にあります。利用者の特徴としては、日常生活動作が比較的ご自分で 行える方が多く利用されており、利用者間での交流も活発です。午後には1階の喫茶を 利用することで、日常生活空間とは違った雰囲気を感じることができます。また、1階お庭(エントランス)では園芸療法なども行っています。

別館：1フロアーで落ち着いた雰囲気となっています。利用者の特徴としては、車いすの方の利用も多いですが、広い空間を活かして歩行訓練や床上動作等の自主訓練をされる積極的な方も利用されています。ベッドや特別浴槽もあり、介護度が重度の方もご利用されています。近隣にスーパーや信号のある交差点もあり、リハビリとして屋外歩行訓練等も行っています。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士らリハビリ専門職が、お一人お一人に応じた個別プログラムをたて、「短期集中リハビリテーション」・「認知症短期集中リハビリテーション」・「生活行為向上リハビリテーション」・「個別リハビリテーション」・「集団リハビリテーション」を提供します。このほか、介護職員がリハビリ専門職から指導を受けて行う「フロアリハビリ」、「平行棒体操」日常生活の動作上で行う「生活リハビリ」、リハビリ専門職が指導してご利用者自身に行って頂く「自主トレーニング」などがあり、利用者さんに合わせた「ケアプラン」の中で計画されます。

健康状態に配慮しながら体操や軽度のスポーツ・脳トレーニング等、多彩なメニューを毎日日替わりで行っています。

本館・別館ともに、隔週の火・金・土曜日に音楽療法士による音楽療法があります。音楽には不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用して、心身ともに健康に導いていくことを音楽療法と言います。カラオケの機械とは違い、音楽療法士が利用者さんに合わせて、伴奏を奏でますので安心して歌えます。昔懐かしい歌を口ずさむことで楽しい気持ちになったり、当時を振り返って会話をすることで、脳の活性化にも繋がったりもします。また聞いたり歌ったりするだけでなく、簡単な楽器をいっしょに鳴らすことで体のリハビリにもなります。

おいしい食事は、楽しみの一つです。管理栄養士により、健康状態に応じ栄養バランスに配慮した食事をご用意いたします。また、嚥下（飲み込み）障害のある方には、言語聴覚士の指導のもと、安全かつおいしく食べて頂くために食事形態の工夫をしております。当施設では、楽に嚥下できるという意味を込め、職員の公募で『らくらく食』と名付けた食事形態を提供しています。歯が無くても噛み切れるように調理した形態で、食塊形成をサポートします。ミキサーにかけたものを再形成させるのではなく、食材の柔らかい部位を使用したり、スチームコンベクションという特殊なオーブンを使用したり、包丁の入れ方や煮る時間等にも工夫を重ね、形を残しつつ、柔らかい形態を実現しています。

一般浴槽（展望風呂）と個別の浴槽があります。リハビリも視野に入れ、身体機能を活かした介助をいたします。一般浴槽・個別浴槽での入浴が出来ない方も、安心して入浴できる設備（機械浴）がございます。